■■■ 知識編 ■■■ | |
カメラの歴史を簡単に | |
絞りについて | |
シャッターについて | |
色温度について | |
レンズ | |
被写界深度 | |
画角 | |
フィルム | |
レンズフード | |
■■■ 撮影編 ■■■ | |
カメラの持ち方・かまえ方 | |
撮るときの意識 | |
どう撮る? | |
真似てみる | |
室内での簡単な撮影 | |
■■■ その他 ■■■ | |
カメラの歴史・・・簡単に! | |
ご存じの方も多いでしょうが 基本は「ピンホール」ですね。 真っ暗な部屋の壁に明るい外の風景が逆さまに映る!反対側に小さな穴が・・・・・ その穴にレンズを付けたりしながら 意図したところにその画像が映るように色々したんですね。 最初はその画像をトレースしたりして 絵画のデッサンをしていたそうです。 後に 感光材料が発見されてカメラになっていったわけですね。 いまでも一眼レフのボディーのキャップに穴をあけて ピンホールの写真を楽しんでいる方もいらっしゃいます なかなか味のある面 白い写真ですよ | |
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絞りについて | |
カメラの絞りというのは 人の目で言う 瞳・・瞳孔の役割と同じです 考え方としてはね。 暗いところでは開いて光をたくさん入れるし明るいところでは逆に絞り込む。写真を撮る上で光量調整以外にも いろんな影響があるのが絞りです 。 まず レンズを通る光の量を調整する役割をしています。 ほとんどの場合絞りはうす〜い金属板を何枚も組み合わせて作られています。 それが大きくあいたり小さい穴にしてしまったりしているわけです。 小さい穴にするすることを「絞り込む」って言います。 逆は「絞りをあける」(開放側)ですね 。 「F.〜」っていう数字の大きい方にいくほど「絞り込む」ことになります。 次に「被写界深度」ですね ピントというのは合うのは当然一カ所です。 でも絞りを絞り込んでいく(fの数字をを多くしていく)とピントの合う範囲が広がったように見えます。 これを「被写界深度」といいます その調整も絞りで行います。 (被写界深度の詳細については また別に!)。 よく視力の弱い人が「目つき悪い」といわれるのは 目を細めるから・・なんですが 細めるとちょっと見えやすくなる・・・絞り込んでるんですね〜そう考えると覚えやすいかも!。 もう一つ役割があります。 絞りは絞り込むことによって 画像が鮮明になります。 「残存収差」っていうものが少なくなるんです レンズの周辺部を通って入った来た光っていうのは レンズの中心部を通って入って来た光と同じ位置で焦点を結びづらいからなんです。 その外周からの光を 絞り込むことによって遮断できる・・というわけですね。 | |
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シャッターについて | |
光をフィルムにあてる量の調整機能として 絞りと密接な関係にあるのがシャッターです 。
シャッターにはいろんなものがあるのですが 多いのは 「レンズシャッター」と「フォーカルプレーンシャッター」だと思います 。
重なり合った数枚の板がバネで動いて開いたり閉まったりするのが レンズシャッターですレンズ側に付いていますね その板の羽をあける時間で調整しています。
小型のカメラなどでは絞りも兼用しているものがありますね。
フォーカルプレーンはカメラ側フィルムの前面にあって「先幕」「後幕」というものが左右に動いたり上下に動いたりします フォーカルプレーンのシャッタースピードは 先幕が動いたあと どれくらい時間をあけて後幕が出発するかで 決まります その先幕と後幕の隙間の間隔で光をフィルムにあてる量
を調整します。
もちろんとても遅いシャッタースピードでは先幕が行ってしまってしばらくしてから後幕が出発するので全開の状態のときもありますが・・・・ シャッタースピード・・・と言いますが 実際にはシャッターの動きのスピードが違うわけではないんですよね・・・左右や上下に動く「スリットの幅」なんですね 。 一眼レフカメラの裏蓋が開いた状態で巻き上げの動作をすると先幕と後幕がぴったりくっついて 元に戻っていきます・・・結構かわいい動作だと思うのはボクだけでしょうか?^^; おまけ・・・ 例えば右から左に幕が走った場合・・・時間差が出ますよね?ってことは 厳密にいうと写 真の右端と左端とでは写ってる時刻が違う・・って事に?? |
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色温度 | |
最近デジカメなどで頻繁に使われることが多くなってきた この「色温度」って言葉ですが もちろん 銀塩フィルムでも大切な言葉の一つですね。
結婚式などを撮ったことがある方は経験されているかと思いますが ストロボがとどいていなかったり未発光だったりした時に写
真が黄色かったり赤かったりします 早朝の写真が青かったり 日陰も青っぽくなりますね ・・・これが「色温度のズレ」になります。
早朝の写真が青かったり 日陰も青っぽくなりますね ローソクの火なども見た目より赤やが強くなりますね 普通お店で売ってるフィルムは ほとんどが 「デイライト」と言うフィルムです。 お日様の光の色に合わせた設定になっています それと同じ色温度の光はストロボだと覚えてください 厳密に言うとちょっと変えてあるのですけどね。 なので 普通のフィルムを使っている以上 昼間外での撮影の場合も夜のストロボの場合も同じように写 るわけです 。 一方 「タングステン」と言うフィルムも存在します これは白熱電球やタングステン写 真電球用のフィルムです電球を光源にしたり電球の光の影響が強いものを撮る場合はこちらを使うと光が白に近い状態でとれます。 これはどちらを使うべき・・と言うことではなくて そういう設定のフィルムがあるので好みで使い分ければ良いと思います 特に電球の色を見た目やそれ以上に強調したい場合は 電球の下でも「デイライト」フィルムを使ったり・・逆に写 真を青くしたい場合はタングステンを日中の屋外で使うのも面白いですから。 デジカメの場合はオートでやっているものがほとんどですがマニュアルで変えられるものもあります。 「ホワイトバランス」って言っているものが多いようですが・・ 参考までに・・・ 太陽光・・・5,500ケルビン度 ストロボ・・6,000 ケルビン度 写真電球・・3,200ケルビン度 ろうそく・・1,900ケルビン度 完全黒体を熱したときにその物体の色が温度上昇にともなって変化します その時の摂氏温度を絶対温度で表現したのが ケルビン度 の数字です 色温度は高くなると青くなり低くなると赤くなります |
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レンズ | |
魚眼・広角・標準・望遠・マクロ・・・などかな? 広角は幅広く撮る・・望遠は遠くの物を大きく撮る・・・と言うのが基本でしょうか? でもそれよりもっともっと大切なのは それぞれのレンズにある特性だと思います 広角レンズの周辺部の歪みだったり望遠レンズの被写界深度の浅さだったりと様々ですね 一つの被写体を望遠と広角を使って同じ大きさで撮ってみるといろいろわかりますよ! |
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被写界深度 | |
被写体にピントを合わせたときにその被写 体の前後もピント合ってる様に見えるところがありますよね? この深さの事を言います 被写界深度は被写体までの距離やレンズの焦点距離 絞りによって変わってきますね 被写体までの距離は遠くなるほど深くなります レンズの焦点距離が短い(より広角側)ほど深くなります 絞りは絞り込む(絞りの数字を大きくする)ほど深くなります 被写界深度はピントの合っている前方より後方のほうが深くなります レンズの上部に深度の範囲が数字が書いてあるものもありますね〜 ピント合わせの要らないコンパクトカメラ(カメラが自動でピント合わせをする物を除く)や使い捨てカメラなどはこの被写界深度を利用している物が多いですね ピント合わせが要らないのではなくて あらかじめ設定したピントがあって(良く書いてある4m〜 ○m)その他の範囲は被写 界深度でカバーしているんですね〜 |
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画角 | |
難しい話にしたくないので 画角利用のホンの一例を・・ 観光地などで何かをバックに写真を撮るときに 人物とお寺などを一緒に撮したいことがありますよね? この場合通常は広角レンズで両方入れるようにしますよね これは普通 です ならば!人物と遠くの山を一緒にいれたい場合は?人物と離れて望遠系で撮る方が人物が同じ大きさでも遠くの山が大きく入ります!これが画角の違いであり利用法でもあります 「A」が望遠系レンズ使用の場合で「B」が広角系だと考えてみてくださいね 人物の場所は同じです 当然人物を小さくするために「A」は撮る位置を下げています 「A」「B」の文字の下の線が撮影範囲ですね 「C」の角度が画角・・・になるわけです |
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フィルム | |
フィルムの種類ってたくさんありますよね〜 白黒フィルム・・・白黒フィルムです^^;; 自分で現像したり 焼き付けたりはとっても楽しいですよ〜 |
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レンズフード | |
レンズフードはめんどくさがらずに、使いましょう。^^;; | |
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らで流 カメラの構え方(持ち方?持ち歩き方?) | |
本などを見ると 丁寧に写真付きで載っているもの等もありますが・・・ 縦位置で悩む方がいらっしゃるようですが・・・ ストラップ等は好みでよいと思います 落とさなければいいわけですからね 「カッコイイ!」格好で撮ってくださいね! |
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意 識 | |
カメラって人の目ととてもよく似ていますよね ただ人の目は動いているものだったり時間の流れだったりその人の意識だったりと そういった微妙なものまで感じ取っています 構造上 カメラも似ていますがカメラは時間を止め 写真を見る側に訴える物を基本的には限定することになっていきます もちろん例外もありますし厳密に言えば写 真を見ている環境(ギャラリーなど)は目で見ているわけですからそこでも変わってきますけどね たとえば花を見て「綺麗」だと思ってその花を撮影するときに 撮影者自身はその場にいるわけですから後に写 真を見る人と見ている環境が違うわけです 空気の良い青空の下で花を見ている人と部屋の中で写 真を見る人・・・当然違いますよね? その撮るときの「意識」っていうものも 大切なことだとおもいます |
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どう撮る? | |
これって、当然ですがその人それぞれなんだと思います。^^;; 一つの物をいろんな角度や、いろんなフレーミングで撮ってみてどう撮るとその物がどういう風に見えるかを考えてみるのも勉強になります。 |
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真似てみる | |
絵を描く人って、模写とかしますよね? 同じように、好きな写真とか絵を真似して撮ってみる。 結構練習になります。もちろん作品として発表・・となると、どうかと思いますが。^^;; 真似してるうちに、自分の撮りたい感じや好きな感じが自分の中に蓄積されていくはずです。そうして、オリジナルな物に変わっていく。 真似して撮ったはずなのに、違うように写ってしまった・・・これもまた勉強になるでしょう。 どこが違うのかを、じっくり考えてみましょう。 |
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室内での簡単な照明 | |
室内の照明 レフ板や、室内照明に関するご質問をいただきましたので 出来るだけ簡単に・・・^^;; 写真用のレフランプってのが売っていますが、タングステン(電球色)と デイライト(青い球)があると思います。 これは設定色温度の違いになります。デジカメの場合「ホワイトバランス」が自動のものが多いので これはどちらの球を選んでも、デジカメが判断してあわせてくれると思います。普通のフィルムの場合、「デイライトフィルム(よく売っているもの)」用がデイライト(青色球)になります。「タングステン」というフィルムも専門店にあると思いますがこれが「タングステン(電球色)」用になります。 タングステン電球と普通のデイライトフィルムの組み合わせですとオレンジ色っぽい写真になってしまいます(これが好きな方もいらっしゃいますが。)逆は青っぽい写真になります。サイズなどは、電球ワット数などでも違ってきますが 写真用の場合、写真屋さんなどで専用のクリップ付のソケットなど便利なモノもありますので、ご自分の使いやすそうなモノを 選ぶのがよいと思います。(詳細はお店で聞いてみてください)ただ・・電球は熱いです^^;; デジカメなら、蛍光灯スタンドなどもおすすめです。レフ板は、ご存じの方も多いと思いますが照明を反射させることに使いますね。 市販されている、折りたたみ式などのモノも良いですが、「ハレパネ」とか「ノリパネ」(スチロール板を圧縮したようなものです)「ダンボールに白い紙やアルミホイルを貼る」などを使って自作するのも良いと思います。 通常、照明(太陽光含む)の反対側や、陰の部分に光を反射させてあげるタメの ものですので、当然光に向かって・・の向きになります。あとは、陰の部分などを見ながら調整です。 ケント紙など、厚手のかみなら丸くしてブツを囲ったりして使ってるのも いいですね。 | |
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